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詰め替えインク?純正インク?インクジェットプリンターの印刷コストについての考察
Mar21やまにで使っているCanon MX923が壊れました。
購入から1年半くらい。
詰め替えインク使っている&印刷ページ数がすごいしで、家庭用のプリンターだし寿命的にこんなもんなのかなーなんて思ってます。
ここで一旦、これまでのおおよその使用実績を元に、印刷コストはいったいどれほどのもんなのか、考察してみようと思います。
印刷コストの試算
使用プリンター
Canon MX923
やまにでメインで使っているプリンター。
23,000円で購入。
本体価格にはインク代が含まれますので、5色セットのインク価格を引きます。
23,000 – 3,627 = 19,373円
18ヶ月くらいで壊れた、といっても、途中でiX6830のヘッダを使いまわしたので、実質12ヶ月で壊れました。
なので、
1ヶ月の費用は 19,373 / 12 = 1,614円 とします。
インクについて
詰め替えインクもりもり使ってます。
詰め替えインクは購入履歴を見ると、だいたい2〜3ヶ月に1回くらいで購入。
なので2ヶ月に1回購入と仮定。
価格はPGBKが1,500円、カラー5色はそれぞれ1,627円。(エレコムの10回分のもの)
1ヶ月の費用は 1,500 + 1,627 * 5 / 2 = 5,567.5円 とします。
使用状況
- 伝票
- 添え状
- 送り状
- 資料
- 商品リストやカタログ
の印刷に使ってます。
モノクロ8:カラー2くらい。
ほとんど書類です。
購入した用紙などからざっくり推定して、1ヶ月あたりの印刷数を
普通紙A4 3100枚
A5送り状 200枚⇒A4換算で100枚
A6送り状 400枚⇒A4換算で100枚
【合計】3300枚
と仮定します。
費用試算
1ヶ月あたりのトータル費用はこんな感じ。
プリンター本体代 1,614円
インク代(詰め替え) 5,567.5円
【合計】7,181.5円
そして、印刷枚数で割ってみる
7,181.5 / 3300 = 約2.17円
というわけで、1枚あたりの印刷コストは「約2.17円」
純正インクなら
純正インクは大容量でお買い得(なはず)の↓を使用するとします。
現在のアマゾンの単価は5,348円。
Canon インク カートリッジ 純正 BCI-351XL(BK/C/M/Y)+BCI-350XL 5色マルチパック 大容量タイプ BCI-351XL+350XL/5MP
うちで使用したところ、7日くらいでPGBKが空になりました。
カラーはそれほど使ってないですが、それぞれバラバラで買った場合に高くなるので、費用的には7日間でXLを1セット使うくらいかな、と思います。(適当)
なので、1ヶ月の費用は 5,348 / 7 * 23営業日 = 17,572円 とします。
さらに、純正インク使用ならば、プリンターは5年くらいノートラブルで使えるだろう、と妄想。
1ヶ月の費用にすると 23,000 / 5 / 12 = 383円。
プリンター本体代 383円
インク代(純正) 17,572円
【合計】 17,955円
1枚あたりは
17,955 / 3300 = 約5.4円
というわけで、純正インクの場合の印刷コストは「約5.4円」
ちなみにメーカー公称コストは「2.9円(税込で3.1円)」とのこと。
プリンター代を抜いた計算での5.3円と比べても結構違いますが、使用条件や枚数カウントが怪しいといえば怪しいのでこんなもんですかね。
送り状のバーコードとかインク消耗しそうですしね。
詰め替えインクと純正インクで比較すると
詰め替えインク:約2.17円
純正インク:約5.4円
というわけで、詰め替えインクを使ったほうが印刷コストをおおよそ50%削減できると思われます。たぶん。
(そもそもの前提条件が正しければですが)
うーん、もっとプリンター本体が長持ちすれば費用が逆転する・・・?
というわけで、試算してみましたところ、
プリンター本体の印刷コストへの影響はほとんどなしorz
本体と比較しても、詰め替えインクと比較しても、純正インクが高すぎるんですねこれ。
そもそも、プリンター自体の寿命ってどれくらいなんだろう、とキャノンさんへ問い合わせしてみましたが「回答できません」ということで不明。
ヤフー知恵袋のプリンター修理屋さんによると、
一応、設計上の基準としては(公開されているわけではありませんけど)普通の機種では5年/10,000~20,000ページ程度、安い機種では3年/3,000~8,000ページ程度と思われます。
この程度使うと、ヘッドが劣化してインクを噴射しなくなる可能性が高かったり、擦れる部分(軸受けとか、スライドガイド)が磨耗して精度が落ちてきて、規定どおりの印刷が行えなくなるということです。
とのこと。
これが本当かどうかは確認できないのでわかりませんが、2万ページ程度とすれば、1年ほどで3300 * 12 = 39600ページ印刷したうちのMX923が壊れたのは寿命なのかなあとも。
また、インクジェットプリンターには廃インクタンクというのがあって、これがいっぱいになると、キャノンの場合は一切の操作ができなくなりますorz
廃インクタンクの交換には修理センター送りで1万円程度かかるようなので、本体の価格次第ですが、廃インクタンクの容量がプリンター本体の寿命と考えられ、これは純正インク・詰め替えインクに関わらず、印刷するとだんだん満タンになっていきます。
なので、純正インクで大切に使ったところで10年20年と使い続けられることはないと考えられます。
結論
プリンターが壊れたって詰め替えインクのほうがお得!
それか、純正インクが試算に使った価格の4割引きくらいで購入できれば、良いなと思います。
ただ、詰め替えインクを使用した場合、色味はとくに影響があるので、写真印刷がメインの場合などはおすすめではないです。
やまにのプリンター歴
さてここで、やまにのプリンター履歴。
わたくし小木曽が把握している範囲で
- オフコンにセットのドットプリンター
- Appleの小さめのインクジェットプリンター(Mac OS 8だったと思う)
- IBMのドットプリンター(Windows 95のとき)
- EPSONのインクジェットプリンター
- Canonのインクジェットプリンター
- CanonのA3インクジェットプリンター(廃インクタンク満タンで死亡)
- Canon iP4200
- Canon Satera(2008/7/24・再生トナーで発色がめちゃくちゃになりリアイア)
- Canon MG5130(2012/3/30・廃インクタンク満タンで死亡)
- Canon MG6230(2012/11/16・廃インクタンク満タンで死亡)
- Canon MX923(2015/11・プリンタヘッド不良で死亡)
- Canon iX6830(2014/11・プリンタヘッドをMX923に使い回してリタイア)
- Canon iP2700(2015/10)
- Canon MX923(2016/3/15・2台目)
- Canon iP2700(201705/25・2台目)
という感じです。
現在のやまにのプリンター
Canon MX923
スキャナー、FAX機能付きの複合機。有線・無線LANにADFまでついてる。
こんなにいろいろついてるのにお値段2万円ちょいと大変お買い得感あります。
今回壊れてリピート購入の2台目です。
以前まではオフィスによくある巨大な複合機を使っていましたが、古くなりメーカーサポート期間が終了。
保守もできなくなってしまったのでトナー切れを機にMX923へ。
現在、やまにのメインプリンターです。
Canon iP2700
アマゾンで偶然見つけて「え!?三千円!?」と声を上げてしまったほどにお買い得なプリンター。
MX923を1台買う金額で、iP2700なら7台買えるという価格差。
さらに、純正インクをブラックとカラー両方買った場合、四千円程度となっており、もはや「インクタンク付きプリンター」の様相を呈してます。
さらに、やまにのすぐそこのヤマダ電機に行ったらアマゾンよりも更に安い!
思わず店員さんに「これってインクついてますよね?」と確認してから買ったほど。
主に送り状の印刷に使用しています。
関連記事:
プリンターCanon iP2700を買いました
インクジェットプリンターの印刷コストについてでした
あくまでも、やまにでの使い方で考えた場合、なのであしからず。
ちなみに普段からインクは節約できるよう、問題にならないレベルでやや薄めに印刷しております。
設定はこんな感じ↓
効果の程はわかりませんが・・・。
あと、エレコムさんがBCI-350/351の詰め替えインクの販売をストップしてしまったみたいで、今は、
こういう巨大ボトルのやつを使ってます。
これBCI-350/351対応のインクではないので、発色がやや違ってきてます(笑
けど、うちでは写真印刷がメインではないので気にしてません。
使い分けがめんどくさいのでiP2700もこのインク使ってます。
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