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お皿のしばり方
Aug05たまには陶器屋らしい話題を、と考えまして、今回、お皿のしばり方を書いてみようと思い立ったわけです。
お引っ越しの時とかキャンプで食器を持っていくときとかに役立つ。
お店の人なら食器を買って頂いたお客さんにさっとしばって渡せばかっこいい。
と思いますがいかがでしょうか。
必要な道具
やまにで主に使っているのがこちら。
PPテープ、カッター、クレープ紙。
あと主役のお皿。
クレープ紙というのはちょっと厚みのあるしわしわな紙です。
キズを防ぐためにお皿とお皿の間に敷きます。
宅配便で発送とかでなければ、新聞紙を敷いても良いです。(ものにもよりますが)
お皿をしばります
お皿の向きは撮影の都合上、ちょいちょい変わってますのでちょっとわかりにくいかもしれませんが想像力でカバーお願いします。
今回は「和ごころ 20.5cmパスタ皿カレー皿 青海波」を20枚、しばってみましょう。
青海波の模様ってなんかいいですよね〜。
さて、まずはキズ防止のため、クレープ紙と交互にお皿を重ねていきます。
家で保管するだけ、とか、あんまりキズが目立たないタイプのやつ、とかならなしでもいいです。
宅配便とか長距離移動の場合は紙を挟んだほうが良いです。
ななめになったりしないよう、極力まっすぐに重ねるのがポイント。
最後に手でぎゅっと四方から固める感じでお皿の具合を整えるとグッド。
下の写真のような感じで重ねたお皿の高さの4倍ちょいくらいを目安に紐を取ります。
4倍くらいになったらそこからしばる動作に入りますよー。
ここからもう力しっかり入れていってくださいね。(お皿割れない程度に)
そして底面でこう!
クロスさせてときのもぎゅっとヒモを締めましょう。
ここまで来たら一旦机にお皿をおいても大丈夫です。
そして、下から持ってきたヒモを上にあるヒモに巻いて反対側へ通します。
わかりにくいので上から見るとこのような感じで、真ん中よりちょっとひっぱりすぎるくらいのほうがよく締まっていい感じになります。
そして横面へ行きます。
横んとこでヒモをクロスさせます。ここもぎゅっとやっときましょう。
そして反対側までヒモを持っていって結びます。
(撮影の都合上倒してます)
上から見るとこんな感じです。
なんという結び方なのか知りませんけど、ほどけなきゃ何でもいいんです。
で、余ったヒモを切って完了。
お皿しばり完了です。
しばっておけば、まとまっておるので、しばったやつ同士積んでおくこともできますし便利ですよー。
季節ごとに食器の入れ替えするときなど便利。
やまに倉庫内だと例えばこんな感じになってます。
こんな感じで20枚まとめて持っておしゃれに歩くことも可能です。
しっかり縛るポイント
しっかり縛るポイントとしては、
- 重ねる時はまっすぐに
- とくにクロスさせるときに締め込む
- ナイロン紐は太めを使用する
- ナイロン紐のしなりを利用する
といったとこです。
ナイロン紐は伸びてしまうので、結構しっかりやらないと最後にだるだるだ、なんてこともあります。(今回みたいにね)
最初から気合を入れて締め込んでいきましょう。
お皿の縛り方でした
というわけで、お皿の縛り方でした。
今回はお皿でしたが、どんぶりとか重なりの良いものはだいたいこの方法でOKです。
重なりの悪い食器、とくにマグカップなどはまた少し違う縛り方をします。
この記事の具合でもしかしたらまた書くかもしれません。
このしばり方は雑誌や段ボールをまとめる時にも応用できます。そう、ゴミ出しにも有効。
ほどけにくいので便利でございます。
お店で販売される時や通販で発送する時、お引越し、食器模様替えのときなどなどに知っておくと便利なんではないかと思いますのでみなさまよしなに。
この記事を書いた人
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