TRIP WAREについての取材でJ-WAVE「JAM THE PLANET」に出演しました

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May21

さて、去る2021年5月5日ですが、東京のラジオ局J-WAVEさんの番組、JAM THE PLANETへ電話にて出演させて頂きました。
リサイクル陶土を使用したうつわ TRIP WAREについてのインタビューです。

今回はその時の感想と、お伝えしきれなかった補足も書き残そうと思います。

出演内容

局名：J-WAVE
番組名：JAM THE PLANET
コーナー名：Mitsubishi Corporation SUSTAINABLE TOMORROW
出演時間：2021年5月5日20時35分〜5分ほど

電話での生出演でした。
生出演のプレッシャーがすごくてガチガチでした。
ナビゲーターのグローバーさん、JAM THE PLANETのスタッフの皆様、ありがとうございました！

インタビュー内容

インタビュー内容はこちらです。（要約してあります）

TRIP WAREのネーミングについて教えてください

岐阜県美濃焼の産地からみなさんの元へいったうつわたちが、時を経てリサイクル食器TRIP WAREとして蘇る。
このリサイクルの流れ、循環を旅に見立ててTRIP WAREと名付けました。

リサイクル食器って珍しいですね

（緊張のあまりちゃんと答えられませんでした汗）

補足：
リサイクル食器の商品はまだまだ種類が少なく珍しいアイテムです。

陶磁器リサイクルの工程はどういったものでしょうか？

ご協力いただいている自治体様・団体様にて回収頂いた不要食器を、リサイクル食器用の食器粉砕機で細かく粉砕。
通常の陶土と混ぜて粘土にしてTRIP WAREにしています。

補足：
産地で出た不良品等ではなく実際に使用されて不要になった食器をリサイクルしています。

陶磁器のリサイクルを始めた理由？

発端は陶土の、素材となる土の話からスタート。
陶土はすごく長い時間をかけてできる限りある資源で、エピソードとしては500万年前からという話になります。
すごくすごく長い時間がないとできない素材で、食器作りたいから陶土を用意しよう、という感じでは用意できないんです。
それと、一度焼成してしまった食器は粉砕して埋め立ててもなかなか自然に還ることが難しい状態なのです。

補足：
貴重な資源の有効活用と自然への影響を考えたやさしいうつわを作りたい、という思いから陶磁器のリサイクルをはじめました。
陶土のエピソードはセラミックバレーMINOの動画を御覧くださいませ。

陶磁器をリサイクルする上で難しかったところはどんなところでしょうか？

今までにリサイクル食器を作る体制がなかったので体制を整えるのが難しかったというのもありますし、新しい素材なので今までのノウハウが通じないところがありました。
例えば釉薬もTRIP WARE用に調整した釉薬を使用しています。
また、コスト面でも、どうしても通常の生産方法とは違うコストがどうしてもかかってきますので、その中で製品価格を抑えることも大変な点でした。

TRIP WAREをどんな人に使ってほしいですか？

このTRIP WAREはたくさんの人のご協力を頂いて作っている食器ですので、その分いろんな人に使ってほしいと思っています。
また、食器を変えるとお家の雰囲気もすごく変わります。これがすごく楽しんでもらえると思っていますので、これまで食器のことを気にしていなかった人にもチャレンジしてみて手にとってもらいたいと思っています。

伝えきれなかったところ

すでに補足も入れましたがこちらは番組中お伝えできなかった部分。

デザインへの思い

環境に優しいというコンセプトはもちろんのこと、使う人にとってもやさしいうつわ、を目指したデザイン。
ヨシタ手工業デザイン室さんにデザインをして頂きました。
毎日使うのに便利な形になっていて、例えばすべてのアイテムで重ね収納ができますし、プレートはフタとしても使えるのでラップを使用しなくても容器として使うことができます。

出演した感想

ご連絡頂いたときから終始緊張しっぱなしでした。もう最初なんか放送時間を12時間間違えていましたし（危ない
ご連絡いただいたのはもちろん放送日より前だったので、当日が近づくにつれてすごくドキドキしていました。
なんといっても生出演・・・！どんな失態もそのまま筒抜けってことですよね！！汗

そして当日も緊張しまくりで、聞き取りづらくなるからゆっくりしゃべるように、と心がけていたものの、およそ5分という時間のプレッシャーもあって焦ってましてしゃべるのに必死でした汗
グローバーさん、ありがとうございました。
ツイッターでもリプレイいただけて幸せの極みです！一生忘れられない思い出になりました。